一斉を風靡したたまごっち

世の中には、時折流行と呼ばれるものがあります。
ある程度大きな旅行になると、世代に関係なく影響を及ぼす傾向があるわけです。
例えば、子供向けのゲームが何故か大人に受けたり、あるいは大人向けのドラマが何故か中高生に行けるようなこともあるかもしれません。
このように世代を超えた流行こそ、本物の流行と言っても良いわけです。
一昔前、ゲームの中でたまごっちと呼ばれるものが流行しました。
これは世代を超えて人気になり、販売されてしばらくしてから品薄になったことで知られています。
どのおもちゃ屋に行っても手に入る事はなく、入荷待ちの札が貼られているところも多かったといえます。
これほど人気が出た理由は様々ありますが、そもそもこれは一体どのようなゲームだったのでしょうか。
このゲームは、当時流行していたテレビゲームとは1線を引いて考えればわかりやすいです。
いわゆる、マルチなゲームではなく単純に卵からかえるひよこを育てるゲームになります。
現在では、育成ゲームなどと呼ばれており、特に真新しいものではありません。
しかし当時は、このような育成ゲームがあまりなく、爆発的な人気を誇っていたといえます。
育成ゲームは、人間がペットを飼うような感覚で楽しむことができるのが大きな魅力と言えるでしょう。
現在であれば、犬や猫など飼育している家庭は全体の6割に上ると言われています。
これは日本人だけの傾向かどうか明確でないものの、少なくとも日本人の多くが、なんらかの生き物を飼育しており、そこからたくさんのことを学んでいることがわかります。
育成ゲームと呼ばれるジャンルの草分け的な存在になったこのゲームですが、当初は本当に流行するのかといった問題もありました。
複雑な内容でもなく、非常にシンプルな内容となります。
例えば、決まった時間帯に餌をあげると少しずつ成長していきますが、餌をあげ忘れるとそのまま消えてしまいます。
一見単純そうでつまらなそうな感じがするかもしれませんが、大流行した理由は誰でもわかりやすい仕組みになっている事でしょう。
今までペットを買いたかったけどもなかなか飼育できる環境にない人はゲームで疑似体験をすることができたため、それが爆発的に広まったといいます。
ただ最初から爆発的に広がってわけではありません。
多くの場合、新しい商品や新しいジャンルが出来上がると、すぐに飛びつく人が10%位います。
あまり話題にならなかった時期でも、並んでまで購入しようとする人もいるわけです。
当時はそこまで多くの人が並んで購入したわけではありませんが、初期の頃は割と品薄ではなく市場に商品がたくさんありました。
今のように、インターネットの時代ではなかったため、ネットなどで購入することは不可能でしたが、店舗に行けば手に入れることができたわけです。
しかし、この商品が若い人の間で流行してから、あっという間に広まり、ニュースなどで取り上げられるようになるといよいよ商品が品薄になり、結果的に人々のもとにこの商品が現れる事はなくなりました。
しばらく品薄状態が続いており、予想裏切ったこの結果はゲーム開発者や販売会社を予想外に驚かせたと言っても良いかもしれません。
ゲームが手に入らなかったため、当時は定価よりもかなり高く販売されていたケースもあります。
オークションサイト等はありませんが、高値で売却しようとする人もいたわけです。
この流れはしばらく続きましたが、やはり流行はいつか廃れることをこの商品から学んだ人も少なくないかもしれません。
実際に、人気が爆発していることを太陽に仕入れたけども、流行が去ってしまいものすごい数の在庫を抱えてしまった会社もあったわけです。
このように、流行が去ってしまうと今まで人々が買っていたから自分を買おうと言う人たちがいなくなり、本当にゲーム好きの人が購入する程度になりました。